コント的学生生活10題(1)

コント的学生生活10題


山田 「どうも。山田です」
村上 「どうも。村上です」
山田 「二人合わせて山田太郎です」
村上 「合わさってねえよ!!!お前だけだよ!!」


山田 「というわけでむらむらくん」
村上 「無視かよ!てかその呼び方エロイからやめようよ」
山田 「最近遅刻しすぎて先生が切れそうだよ」
村上 「俺はお前に切れそうだよ」
山田 「怒られない為の言い訳って何かないだろうか」
村上 「そうだな、お前遅刻し過ぎだよな。むしろ遅刻しなければいいじゃないか」
山田 「それはできない」
村上 「できないのかよ」
山田 「俺は9時までは寝るって決めているんだ」
村上 「遅刻っていうよりサボりだよそれ」

山田 「今まで言い訳考えて来たけど、全部怒られる」
村上 「もう信用されてないからだよ。それ」
山田 「俺はいつか言い訳で先生を感動で泣かしたいんだ」
村上 「どんな言い訳だよ。『おばあさんを助けてきたから遅刻しました』とか?」
山田 「お前今時それはないだろう」
村上 「じゃぁ、お前いつもどんな言い訳してるの」

山田 「例えば」
村上 「うん」

山田 「あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは芝刈りに。おばあさん
   は洗濯と見せかけて洗濯に行っていました。」
村上 「根本的に入るとこからおかしいよな。おばあさん見せかける必要もないよな」
山田 「おばあさんのもとに桃が流れてきました。
   おばあさんは驚いてそのももを思わず見送ってしまいました」
村上 「おばあさん!拾おうよ!」
山田 「後で分かったことですがなんとその中には子供が入っていました。それが。俺。」
村上「お前帰れ!」

山田 「何が不満なんだい村上くん。感動じゃないか」
村上「言い訳になってないじゃないか、というか感動もしない」
山田 「これだから想像力の欠片もない人間は嫌いなんだ」
村上 「誰もお前に適う想像力なんて持ってないよ。持ってたらむしろ尊敬するよ」
山田 「どうもありがとう」
村上 「褒めてねぇよ」

山田 「そんなことより明日はどんな言い訳しようかな」
村上 「遅刻前提かよ」
山田 「デンジャラスな言い訳がいいと思うんだ」
村上 「『車にはねられました』とかは?」
山田 「死んじゃうよ。馬鹿じゃないか」
村上 「ほんとにはねられるわけじゃないだろうが」
山田 「全然感動しない」
村上 「この際、感動しなくていいじゃないか」
山田 「わがままだな」
村上 「お前がな」
山田 「あ!いい言い訳を思いついたよ村上くん」
村上 「え?ほんとかい?」


翌日

ガラガラガラ
先生 「山田!お前また遅刻か!!
   いい加減にしないとお前のかばんにこっそり小さいおじさん入れとくぞ」
村上 (いたよ!山田以上に想像力ある人が!)
山田 「先生!俺の話を聞いてください!実は」






山田 「馬にはねられて遅刻しました」
先生:村上 『帰れ!』










お題 『「馬にはねられて遅刻しました」』
(*ここのサイト様より引用)



Saturday, 23, Dec 02:41 | トラックバック(0) | コメント(0) | DOKUROお題づくし | 管理

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