コント的学生生活10題(3)

コント的学生生活10題



山田「どうも!山田です」
村上「どうも!村上です」
村上「2人あわせて」
山田「吉田です」
村上「誰だよ」



山田「村上君」
村上「なんだい山田くん」
山田「俺ものすごくモテたいんだけど」
村上「うん」
山田「モテる男といえばどんな奴がいるかな」
村上「そうだな、スポーツができたりすると結構モテるんじゃね?サッカーのエースの小林くんなんか、顔あんまよくないけどモテてるよ」
山田「スポーツ?そんな汗臭いことしたくないよ」
村上「お前体育の時間だけ都合よく腹壊すもんな」
山田「失礼だな。俺様はどれだけ腹痛で連続して授業が休めるかのギネス記録に挑戦しているんだよ」
村上「それ。ギネスに名前載ったら逆に恥ずかしくないの」
山田「今2年目に突入したけど一回も体育(略」
村上「留年な勢いだね」



山田「ていうか、今更部活入ったってエースになんてなれないから無駄じゃないか」
村上「もともと入ってたとしても君には無理」
山田「そんなことないわよっっ」
村上「その自信はどこからくるわけですか」

山田「幽霊部員のエースになれる」
村上「モテねぇよ!むしろ部活入るなよ!!迷惑だよ!!!」


山田「じゃぁ俺にどうしろと!あほですか!」
村上「お前といると疲れるよ」
山田「ありがとう」
村上「褒めてねえよ」


山田「そうだ!俺にもエースになれる種目があるよ村上くん!」
村上「何の種目だい」
山田「空気いす大会」
村上「いやいやいや、お前勝手に大会作るなよ」
山田「空気いす大会をなめちゃいけない!」
村上「うん?」
山田「足の筋肉だけで耐えようとすれば即落ちる」
村上「うん」
山田「そこで腕の筋肉も使用し、机にしがみつく」
村上「ん(呆れてきた)」
山田「それだけではないここで大事なのは、教室でこの大会が開かれるという点だ」
村上「(うわの空&耳ほじ)」
山田「先生に見つかれはすぐに『なんでイスがないんだイスを持ってきて座りなさい』ということになり、即失格」
村上「(斉藤さんかわいいな)」
山田「だから苦しい気持ちもばれないくらいの表情の演技力も必要になってくるんだ。そして真なるエースというものは授業が終わらない限りは落ちない奴のことだ!ものすごく奥が深いだろう」
村上「ん?斉藤さんがかわいいって?そうだね」
山田「村上君。君ってやつは」
村上「(話聞いてないのがバレた)」
山田「俺もかわいいと思った」
村上「だよね」





そして空気イス大会は開催された






【参加者】

山田










もちろん俺は先生が入ってきた瞬間イスに座った。
山田は1番前の席。


先生「よーし、ここの問題は・・・」
山田「・・・・・」
先生「山田。顔赤いけど大丈夫か?」
山田「大丈夫ですっっお気になさらず」
先生「そうか、じゃぁモスラはどのくらい大きいかジェスチャーで表現してみろ」
山田「うぇっっ、なんでモスラ」


村上「(気づいてるよこの人っっわざと足筋だけで空気イスさせようとしてるっっ)」


山田「こ・・こ・・のくらい・・です」
ぷるぷるぷるぷるぷろぷるぷるぷるぷる。


先生「うん。じゃぁゴジラは?」
山田「なんで・・・ゴジラ・・・」



山田「こ・・の・・くら・・・い・・で・・」


先生「うん。じゃぁ地球の大きさはどのく(略」












つづく。


もちろん山田リタイヤ。













ここのサイト様より引用
コント的学生生活10題より。
『授業一時間中、空気椅子耐久レース』



Monday, 27, Aug 22:28 | トラックバック(0) | コメント(0) | DOKUROお題づくし | 管理

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